Gatorsが負けた。SEC Championshipでアラバマにやられたい放題やられてしまった。22連勝した後のこの場面での敗戦は受け入れがたい。Tebowは泣いていたが、俺も泣きそうだ。DUIで逮捕されるやつが出るあたり、Dynastyと勘違いしておごりが出たのだろう。チームは監督から選手まで一様に元気がなく、積極性にかけた。そして去年の雪辱を晴らすべく積極的に攻めるアラバマになすすべも無い。勝負は無常だ。もしかしたら仲間の逮捕がかなりショックだったのかもしれない。
とにかく負けてしまった。ずっとNo.1の座にいて優越感に浸らせてもらっていたが、もうそれもおしまいだ。そしてこういう立場になってこそ、We all stick together...なのだ。
”We are the boys from old Florida”
We are the boys from old Florida
F-L-O-R-I-D-A
Where the girls are the fairest,
The boys are the squarest
Of any old state down our way
We are all strong for old Florida
Down where the old gators play
In all kinds of weather
We'll all stick together
for F-L-O-R-I-D-A
という歌があるが、まさにこんなときこそ、なのだ。
今日はW杯の抽選の日。運命の日といっても過言ではない。日本人、ドイツ人、アメリカ人を抱えるクリニックではESPNに釘付け・・・。患者の数が少ない金曜日も手伝って、テレビを見てしまう。
そして4年に一度の運命の日が、運の悪い日だった。大ボスが我々がテレビに見入ってしまう光景が気に入らないとの事。確かに良くない。見てくれも良くない。患者にも良くない。普段どんなにがんばっていても、この一軒でだめになってしまう、と言うのは本当である。こんなことNYでもあったなー。と、怒られてしまった。どんだけ働けばいいんだ?!と思ってしまう自分もいるがこれは素直に受け入れなくてはいけない。
話のついでに昨日の件についても話しをした。もうその時点ですでに7時変更は決まっていたが、自分が思っていることをちゃんと伝えた。ちょっとカッカしていたから、一気にまくし立ててしまった。患者とクライアントのための施設であること、仕事であること。そして大ボスから受付の子達までみんながその共通の認識を持つべきであること。そしてその認識から考えればAcademyの開始時間を変更することはとても失礼であると伝えた。
ちょっと憤りの雰囲気を残しつつ、昼飯を久しぶりに外に食べに行った。もらったJimmyJohn's(アメリカで一番うまいサンドイッチ屋だと思う)のギフトカードで・・・。
そして昼飯から帰ってきたらなんと7時変更が6時のままでとなっていた!ボスが大ボスに俺の話を踏まえて話してくれたそうで、大ボスも理解を示してくれたよう。これは今までに無いことである。大ボスと俺と一対一で話をして、PT Aidと紹介していたことを誤ってくれた上で、ATCという役職名では俺が出来ること、やっていることを表現しきれないから、ちゃんとしたポジション、部署を作ろうとまでなった。これは自分が最近悶々と考えていたことで、これから自分がどこへ行くんだろうという質問にひとつのきっかけを与えてくれると思うのだ。
Athletic Trainerという名前はなんともわかりやすいようでわかりにくいものだ。何かいい案はないだろうか?この作業が今まで誰も通ったことの無い道へ導いてくれるような気がする。
今日からSpring Training Academyが始まった。これは高校のソフトボールと野球の練習が始まる前に投球に関するコンディショニング、動作解析をグループでやっていくというもの。高い料金を払って20人ぐらい集まってくれて、初日のテストが終了した。
終了してからミーティングがあった。事情があって6時からの開始を7時にしろ、という大ボスからの指令をボスから伝えられた。要するにPTの時間は普段は7時までだからPTを通常通り行い、その後Academyをやればいいということだ。会社的にはPTの時間が削られるのは厳しいという判断だろう。それはそれで理解できる。
しかし、6時開始を了解とって始まったのに、初日が始まってからの変更はいささかどういうもんだろう。このAcademyのリーダーは必死こいて全員に連絡を取って話を進めて、この日にこぎつけたのに、それをまっさかに打ち崩すようなやり方だ。いつもそうなんだよね、否定して否定していきなり肯定、とかその逆とか、もうこっちの気持ちなんか考えないようなやり方だ。PTサイドは重視されているが、コンディショニングとか動作解析の部門は軽視されているような感が否めない・・・。
とにかくいろいろあるが、このクリニックや施設は大ボスのものでも無ければ我々のものでもない。患者とクライアントのものであるという共通の認識を持つことに失敗しているのではないかと思う。そして我々はその患者とクライアントのために仕事をしているのだ。この辺の認識が共通にならないとこういうことはこれからも起こるだろう。そしてこういう認識があれば、いきなり開始時刻を変えるという大変失礼な事はいえないと思う。
タイガーも世間を騒がせている。UFのフットボールの選手もDUIで捕まってしまった。UFの選手の不祥事は今シーズン2件目だ。目潰しでちょっと話題になった。スポーツ選手のおかしな行動は毎年あとを絶たない。沢山勝てば勝つほど、注目され、話題にされることも多いのだ。
クリニックでタイガーの話題になったが、スポンサーのナイキもジレットも他の会社も彼に沢山のお金を払っているが、こういう世間の注目を集めてしまう、Roll Model料も含まれているのだろう。だから彼に注目が集まってしまうのは致し方ない。そしてとにかく自分の罪を認め、自らの口からすぐに誤ることが火を消す最短の道のりに思える。
しかし、こういう自体を起こしてしまうことがいけないことであり、タイガーもこれから反省して、もっと試合に勝ってほしい。彼の家族の幸せを願わずにはいられない。
スポーツ選手は孤独だと思う。お金が絡めば絡むほど自分を見失い、周りも面と向かって道を正せない。UFの選手なんかはもう驕りでしかないと思う。そういうニュースを見るたびにがっかりしてしまう。ちゃんとスポーツ選手が道を正しく歩めるよう、どうにかいい方法は無いものだろうか。大切な人がそばにいてくれればいいんだけど。
以前MCAで受付で働いていた子が今TMIのドクターのオフィスで働いている。NYに行って戻ってきたらいつの間にか移動していたのだが、彼女が言うにはかなり悪い環境らしい。自分の働いている会社の人間関係が悪いなんて思いもしなかったが、ドクター側のオフィスの人はかなりお互いに辟易しているらしい。チームワークが無いというか・・・こんなことをブログに書いてしまっていいのかどうかわからないが。全米に名前を轟かせようとしているクリニックがこんなんではいけない!と思うのだが、ドアをはさんでひとつ向こう側のオフィスだけにほとんど一緒に仕事していないし、ドクターのオフィスとPTのオフィスでは風通しはあまりよくない。
スタッフミーティングでもお互いあまり関係ないからあまり盛り上がらなかった。どうなんだろう、こういうのって。ひとつの会社で二つのオフィスで仕事をしていると言うのはあまり良くない事なのかも知れない。すばらしい会社になるにはそういうところがしっかりしていないといくらコンテンツが良くても伸びないのだと思ってしまった。会社の性格って出来るもので、今のところ経済的に苦しいとされる会社に対して、我々雇用される側はあまりHappyではない、という事実がそういうところで精神的に蝕んでいるんだろう。これに対してPositiveに仕事を出来るかどうか、そしてそのPositiveな空気をドアを通して向こう側に送れるかどうか、そんなところも重要なんだと思う。
どうだろうね、一つ一つしっかりと。まずはRollover IRAを申し込んで、CEUの申し込みをしよう。